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映画「ヘルボーイ」とギレルモ・デル・トロ監督を応援するブログです!ブログのタイトルを変更しました。(2015.07.22.)


by maku-no-suke
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デルトロ監督の「ピノキオ」が、ストップモーションアニメのミュージカルと言うのは、
先のニュース記事で読みましたが、もっと子供向けの
「シュレック」のような作品だと思っていました。
しかし、ムッソリーニ政権下でファシズムの台頭するイタリアを舞台となるそうで、
ファシズム台頭期の操り人形と言う比喩を込めた政治的な作品になるんだそう。
毒がある作品が好きなので公開がますます楽しみになって来ました。

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THE RIVER https://theriver.jp/del-toro-pinocchio-politics/

映画『パシフィック・リム』(2013)や『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)を手がけたギレルモ・デル・トロが、監督を務めるアニメ映画『ピノキオ(邦題未定、原題:Pinocchio)』について語った。米The Hollywood Reporterが報じている。

ギレルモ版『ピノキオ』は政治映画

本作は、ディズニーによるアニメ映画『ピノキオ』(1940)のリメイクではなく、カルロ・コッローディによる児童文学作品「ピノッキオの冒険」を翻案するもの。1930年代、ムッソリーニ政権下でファシズムの台頭するイタリアを舞台とする、ストップモーション・アニメのミュージカル作品になるという。

ギレルモ監督が本作にストップモーションを採用した理由は、俳優よりも「より表情豊か」だからとのこと。政治映画になるのかと問われたギレルモ監督は、「家族向けのピノキオではない」と語った上で「もちろんそうなります。ムッソリーニ台頭期のピノキオですよ、考えてみて。ファシズム台頭期の操り人形なんです。政治映画ですね」とコメント。『シンデレラ』や『白雪姫』といった寓話がジェンダーや社会階級の問題を扱っていること、そして自身の作品『シェイプ・オブ・ウォーター』を引き合いに出しながら以下のように語った。

「政治を抜きにした寓話は存在しないんです。今は堅苦しく張り詰めすぎていて、現実に生産性あるディスカッションをすることがほとんどできません。『むかしむかし……』と語り始めたほうが聞いてもらいやすいんですよね。」

またギレルモ監督は、実世界の政治に関してもコメントを残している。メキシコ出身のギレルモ監督は、アメリカとメキシコの国境で移民がガスを浴びている写真を見て「胸が張り裂ける思い」だったと告白。「(現在の分裂を促す政治は)本に書いてある最も古い政治的策略ですよ」と批判した。続けて「憎しみは支配するために非常に有用な道具です。少しでも歴史のことを知っていれば、憎しみが毎世紀ごとにうまく利用されていたことをご存知でしょう」と語っている。そもそも社会の構造がはらんでいる問題を、社会の非主流派グループのせいにする“他者化”は、『シェイプ・オブ・ウォーター』に続いて『ピノキオ』でも主なテーマになっているという。

なお、ピノキオについてフランケンシュタインと比較して、「彼は父親によって自然に反し作られた生き物です。そして、彼は父親と距離を置くようになり、失敗や痛み、孤独について学んでいきます」と述べている。


「作らない方が怖い」

『ピノキオ』でギレルモ監督はNetflixとのコラボレーションに取り組む。その経緯について、監督は「ハリウッドの全スタジオに行きましたが、断られました。なので、誰でも“はい”と言ってくれる人と作るんです」と述べ、その「“はい”と言ってくれた人物」こそがNetflix最高経営責任者のリード・ヘイスティングスだと明かした。ギレルモ監督は、作品が劇場公開されないことよりも「作らない方が怖い」として、現在の映画業界についてこう語っている。

「サメみたいな業界ですよ。50マイルも先から、まるで一滴の血みたいにお金の匂いを嗅ぎつけて『ダンダンダーン』とやってくる。向かう先へと進んでいくんです。私自身はサメではありません。ただ海で良い時間を過ごしている金魚ですね。」

『ピノキオ』でギレルモは脚本・監督・製作を兼任。共同脚本は「アドベンチャー・タイム」(2010-2018)に携わり、「オーバー・ザ・ガーデンウォール」(2014)を手がけたパトリック・マクヘイルが執筆。共同監督は、ウェス・アンダーソン監督作品『ファンタスティック Mr.FOX』(2009)でアニメーション・ディレクターを担当したマーク・グスタフソンが務める。

ストップモーション・アニメーションを製作するのは、「マペット放送局」(1996-1998)などで知られるジム・ヘンソン・カンパニーと、Netflixの人気アニメシリーズ「ボージャック・ホースマン」(2014-)のShadowMachine。パペットの造形は『ティム・バートンのコープスブライド』(2005)の英MacKinnon & Saundersが担当する。

ギレルモ・デル・トロ監督によるアニメ映画『ピノキオ(邦題未定、原題:Pinocchio)』は2018年秋の製作開始。
Source: The Hollywood Reporter
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# by maku-no-suke | 2018-12-03 16:14 | スタッフ | Comments(0)
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デル・トロ監督、噂ではいろんな作品をやるって言ってたけど、全部キャンセルしてるのかなあと思っていたんですが、ちゃんと脚本まで出来上がっていた作品が18本もあったんですね!!
この中で私が見たいのは、やはり前から「やる!」と言っている「狂気の山脈にて」
いつになっても良いので公開に漕ぎ着けると良いなあと思っております。

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ギレルモ・デル・トロ監督が脚本を完成させながら実現できていない18作品
2018年11月28日 11:00
[映画.com ニュース] https://eiga.com/news/20181128/6/
第90回アカデミー賞で4冠に輝いた「シェイプ・オブ・ウォーター」を手がけた奇才ギレルモ・デル・トロ監督が、これまでに脚本を完成させながら実現できていない映画とドラマ企画が18本あることを、自身のTwitterで明らかにした。

デル・トロ監督は、長年の夢だったストップモーションアニメ版「ピノキオ」についに着手したばかりだが、その裏では苦節の日々を過ごしてきたようだ。このほど、自らTwitterで、脚本を完成させながらも実現に至っていない企画をリストアップ。DC映画「ジャスティス・リーグ・ダーク」、H・P・ラブクラフト原作「狂気の山脈にて(原題:At the Mountains of Madness)」、リメイク版「ミクロの決死圏(原題:Fantastic Voyage)」、カズオ・イシグロ原作「忘れられた巨人(原題:The Buried Giant)」」など注目作がずらりと並ぶ。

さらに、エマ・ワトソン主演で映画化されたディスニー映画「美女と野獣」(ビル・コンドン監督)、「パシフィック・リム:アップライジング」(スティーブン・S・デナイト監督)として映画化された作品も、デル・トロ監督が執筆した脚本とは内容が大きく異なったものになっているという。テレビドラマ版「ハルク」のパイロット版の脚本も執筆しており、その数は18本に及ぶ。「それぞれの脚本執筆には1年程度かかるため、10年以上の仕事が失われていることになる(『狂気の山脈にて』に関しては、ロケハンやデザインまでやっているのでもっとかかっている)」と、コメントも投稿している。

このリストを公開したのは、念願の企画を生きながらえさせるためだという。また、「忘れられた巨人」「Midnight Alley(原題)」「ミクロの決死圏」は、まだ実現の可能性が残されているようだ。(映画.com速報)


[IGN JAPAN]https://jp.ign.com/movie/31083/news/17
デル・トロがリストに挙げた全作品は『The Witches』、『Justice League Dark』、実写版『美女と野獣』、『At the Mountains of Madness(原題)』、『Fantastic Voyage(原題)』、『Count of Montecristo(原題)』、『Mephisto's Bridge(原題)』、『パシフィック・リム2』、『Superstitious(原題)』、『Nightmare Alley(原題)』『Haunted Mansion(原題)』『A pilot for The Hulk(原題)』『The Buried Giant(原題)』『The Coffin(原題)』『Drood(原題)』『List of 7(原題)』『Wind and the Willows (原題)』となり、18作品目となる脚本は“秘密のプロジェクト”と呼ばれ、タイトル未定だとのこと。


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# by maku-no-suke | 2018-12-03 15:48 | スタッフ | Comments(0)
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これまた11/12と先々週の記事になってしまいましたが、デル・トロ監督のコレクションがカリフォルニアの山火事で消失する可能性が出てきたと言うニュース。全然知りませんでした!
ガジェット通信 https://getnews.jp/archives/2095669



デル・トロ監督のツイートを確認したところ、10日に家に戻ったところ、家は無事だった模様です。ツイッターではファンの皆さんが心配して監督にコメント。それに対し監督も「皆さんの心配に感謝します」とコメントしていました。
ホントに無事で良かった!

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【悲報】山火事でパシフィックリムのデルトロ監督が避難 / 激レアな映画コレクションが焼失の危機「残したまま家から逃げた」世界的ハリウッド映画「パシフィック・リム」シリーズや「シェイプ・オブ・ウォーター」などの名作で絶大な人気を誇るギレルモ・デル・トロ監督(54歳)の家が、アメリカ合衆国カリフォルニア南部で発生している大規模な山火事により危機的状況に陥っており、全焼する可能性が出てきた。

・今まで集めてきた映画アイテムのコレクション
ギレルモ・デル・トロ監督はこの危機的状況に対して悲しみつつも冷静に対応しており、自身の公式Twitterでは、彼が今まで集めてきた映画やエンタメ作品のアイテムコレクションが焼失する可能性があることを話している。

・監督のTwitterコメント
「火事がすでにマリブやアゴーラにも迫っており、私は昨晩、数々のコレクションを残したまま家から避難した。何が起こるかわからない状況だが、この流れに従うしかない。抱擁を……」

Evacuados anoche de las casas que contienen la coleccion (Bleak House) porque el incendio ya esta en Agoura, Malibu y se extiende. Las cosas- a ver que pasa, pero yo aqui le sigo. Abrazos.

— Guillermo del Toro (@RealGDT) 2018年11月9日

Los tiliches se pierden o se reemplazan. Los recuerdos se recuerdan. De lo perdido se puede hablar- todo sigue mientras este uno vivo.

— Guillermo del Toro (@RealGDT) 2018年11月9日

deltoto
・想像を絶するほど危機的状況
ウィル・スミスやレディーガガなど、複数の著名人が今回の山火事に関して現況しており、想像を絶するほど危機的状況に陥ってることがわかる。少しでも早く、少しでも範囲が広がらないよう心から祈りたい。

・家が火事から逃れられる可能性
2018年11月12日現在、ギレルモ・デル・トロ監督の数々のコレクションが保管された家が火事から逃れられる可能性が出てきたことをTwitterで報告している。完全に火が鎮まるまで安心はできないが、とにかく1人でも多くの人の命が助かることを願うばかりだ。

ちなみに、2017年12月にもカリフォルニア州では大火事が発生しており、多くの人々が混乱に陥った。そして、多くの動物や家屋が犠牲となった。


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# by maku-no-suke | 2018-11-28 11:07 | スタッフ | Comments(0)
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10月23日の記事を今頃ですみません。
アップした気になっていて忘れてました!!
ソースはシネマトゥデイさんです。https://www.cinematoday.jp/news/N0104413

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2018年10月23日 13時03分
 映画『パンズ・ラビリンス』『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督が、ストップモーションアニメ映画『ピノキオ(原題) / Pinocchio』で監督を務めることが決定した。デル・トロが、アニメーション映画の監督を務めるのはこれが初めて。現地時間22日、Netflixが発表した。

 デル・トロ監督は童話「ピノキオ」の映画化企画を長年にわたって温めてきたことで知られ、念願かなっての実現となる。同作はムッソリーニの下、ファシズムが台頭してきた1930年代のイタリアを舞台にしたストップモーションアニメ・ミュージカルになるといい、ディズニーアニメ版『ピノキオ』よりも、デル・トロ監督のダークファンタジー『パンズ・ラビリンス』に近い作品になりそうだ。この秋より制作開始となる。

 デル・トロは監督だけでなく、脚本、製作も担当し、脚本はテレビ映画『オーバー・ザ・ガーデンウォール』のパトリック・マクへイル、監督は『ファンタスティックMr.FOX』のマーク・グスタフソンと共に務める。ピノキオは、イラストレーターのグリス・グリムリーのデザインに基づいたものとなる。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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# by maku-no-suke | 2018-11-28 10:15 | 映画 | Comments(0)
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昨日、アマゾンに注文してあったデル・トロ監督と「パンズ・ラビリンス」のペイルマンのPOPフィギュアが海外から到着ー!

発送先が別の店だったので、先日パンさんだけが先に来ていたんですが、監督の方が待ち遠しかったぁ!ペイルマンは飾りっ気ないので、そんなに気にはしていなかったんですけど、やはり「パンズ・ラビリンス」ファンとしては押さえとかなくちゃーと思って頼んだんですけどね。


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いや~デル・トロ監督思った以上に良いわ~!
いつも本人がはめている指輪とデザインを描き貯めているデザイン本を持っているのも特典高いけど、ちゃんとメガネにもレンズが入っているところがミソ!


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で、こちらは「パンズ・ラビリンス」のペイルマン。
POPは普通立たせられるように台座が付いてるんですけど、デル・トロ監督共にペイルマンも台座なし。形状上、こちらは立たせられず、背景に立てかけて撮影したので、背景は画像処理ソフトでぼかしました。

ちなみに顔の真ん中にあるのは鼻の穴で、目は両手についています。マクタロウ曰く「手の目は黒い丸じゃないんだ」…「うん?」と思った私ですが、POPの目は基本黒い丸目なので、少し遅れてから「成る程ねえ」と!なんだか手の赤い目が逆にシリアスで怖いんですけどぉ~!


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# by maku-no-suke | 2018-11-22 15:41 | フィギュア | Comments(0)
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アマゾンに注文したパンズ・ラビリンスのPOP!のパンさんが遙々海を越えて本日到着!
送料込みで1650円くらいでしたー!
最初、箱のキャラクター名を見て「パンさんじゃないの?」とビックリしてしまいましたが、 Fauno(ファウヌス)はイタリア神話でギリシャ神話のパンさんの呼び名のようです。パンって固有名詞じゃなかったのかしらねえ。


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こちらフィギュアのアップ。
下のポスターのパンさんとくらべて戴けるとわかりますが、おでこの渦巻きや短剣、指の形など、このディフォルメでも、かなり頑張って似せてるところが良いですよねえ。


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# by maku-no-suke | 2018-11-20 16:44 | フィギュア | Comments(0)
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おととい、Tumblrde(タンブラー)で画像を眺めていたらデル・トロ監督のPOP!を自宅で撮っている海外の人の画像を発見!出るって話は聞いていたけど、日本のFunkoの公式サイトやトイサピエンス、豆魚雷でも告知されなかったから、まだだとばかり思い込んでました。

ググったら、「パンズ・ラビリンス」のパンさんやペイルマン、「シェイプ・オブ・ウォーター」の半魚人さんやイライザのPOPも発売されてるじゃありませんかぁ!
で、さらにググったら日本のアマゾンでも買えるようだったので(海外発送だけど)10倍くらいの値段で売っている「シェイプ・オブ・ウォーター」は諦めて、監督とパンさん、ペイルマンの3体を注文しました!10日くらい掛かるようですが、今から届くのが楽しみです!半魚人とイライザも欲しいなあ。


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# by maku-no-suke | 2018-11-08 15:09 | フィギュア | Comments(0)
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普段からデル・トロ監督ファンだと言っている私。
デル・トロ監督が原作を書いているホラー小説「ストレイン」のテレビドラマのシーズン3のブルーレイBOXが昨年の4月に発売されたのにも関わらず、そのうち買えばいいや~と言っているうちに品切れになり、今回慌てて、その後発売になったコンパクトBOXを注文。

本日無事到着しました。
…って実はまだシーズン1の第2話までしか見てない不良ファンだったりする…。(笑)
頑張って見ないとね。

ストレイン シーズン3 (SEASONS ブルーレイ・ボックス) [Blu-ray]
Posted with Amakuri at 2018.10.17
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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# by maku-no-suke | 2018-10-17 23:00 | DVD | Comments(0)
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新作の「ヘルボーイ」のポスターとバナーが公開されました。
ポスターは角付きバージョンですねえ。
どんな作品になるのか今から楽しみです。


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# by maku-no-suke | 2018-10-08 09:36 | 映画 | Comments(0)
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「大衆向けの娯楽作品だからといって甘く見るな」
って言葉、染みますねえ。いかにもデル・トロ監督らしい。
キュアロン監督も良い友人を持って本当に良かったですね。
そして第75回ベネチア国際映画祭、金獅子賞受賞おめでとうございます!
キュアロン監督、やりましたねーー!!

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アルフォンソ・キュアロンが「ハリポタ」監督になった裏にギレルモ・デル・トロの存在

2018年9月7日 11:00
[映画.com ニュース] 新作映画「ローマ(原題)」を携え、このほど米コロラド州で開催された第45回テルライド映画祭に参加したメキシコ出身の鬼才アルフォンソ・キュアロン監督が、「トリビュート・トゥ・アルフォンソ・キュアロン」と題されたパネルに出席。ハリウッドに本格進出するきっかけとなった監督作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」をめぐる興味深い裏話を披露した。米Indiewireが伝えている。

2001年の監督作「天国の口、終りの楽園。」が、アカデミー賞脚本賞ならびにゴールデングローブ賞最優秀外国語映画賞にノミネートされるなど高い評価を得たことで、J・K・ローリングの世界的ベストセラーを映画化したファンタジーシリーズ第3作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(04)の監督に大抜擢されたものの、オファーを受けた当初はまるで興味がなく断るつもりだったというキュアロン監督。そんな彼の背中を押したのは、他でもない同郷の盟友ギレルモ・デル・トロ監督だった。

「何かあると、いつもまずギレルモに相談するんだけど、あの時も彼と直接話をしたくて会いに行ったんだ」と当時を振り返ったキュアロン監督は、「いま何か企画を抱えているのかと聞かれたから、『ハリー・ポッターの新作をオファーされたよ。あり得ないだろ?』って、ちょっと馬鹿にした感じで答えたんだ。なにせ原作本も読んでいなければ、映画も見たことなかったからね。そうしたらギレルモにいきなり『大バカ者!』って一喝された。大衆向けの娯楽作品だからといって甘く見るなと散々諭された挙句、『この傲慢野郎が!今すぐ原作本を買いに本屋に行ってこい。全冊読み終わったら、即俺に電話しろよ』ってえらい剣幕で言われてね。慌てて近くの本屋に駆け込んだのを覚えているよ」と笑って明かす。

早速ローリングの原作本を読み始めたキュアロン監督は、「アズカバンの囚人」を半分ほど読み終えた時点で、映画版でメガホンをとることが自分にとってまたとないチャンスかつ挑戦になると確信したという。「言われた通りギレルモに電話して、素晴らしい原作だと伝えたら、『ほら見ろ、このバカたれが』って、また怒られた(笑)。世界中で愛される大ヒット映画と原作本に敬意を払いつつ、しっかりと自分の作品に仕上げるのがいかに難しいかも含めて、フィルムメーカーとして実に多くを学ぶと同時に、謙虚さを身につけたという点で、結果的にかけがえのない経験になったよ」と感慨深げに語ったキュアロン監督の新作「ローマ(原題)」は、製作も手がけるNetflixで12月14日から配信される予定だ。
(映画.com速報)

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# by maku-no-suke | 2018-09-10 11:58 | スタッフ | Comments(0)