ギレルモ・デル・トロの部屋 hellboy.exblog.jp

映画「ヘルボーイ」とギレルモ・デル・トロ監督を応援するブログです!ブログのタイトルを変更しました。(2015.07.22.)


by maku-no-suke
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シェイプ・オブ・ウォーター見て来ました!

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今日は小田原まで映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を見に行って来ました。
2003年「ヘルボーイ」を見たときからデル・トロ監督の魅力に取り憑かれ公開された作品を応援して来ましたが、前作「クリムゾン・ピーク」がいまひとつだったので、今回はと期待して行きました!

ポスターからも覗えるように、人間の女性と半漁人の恋を描いた物語で、今回は、どちらかと言うと「パンズ・ラビリンス」に近い作品で、愛と性を前面に押し出した今までにないメジャーに近い作風になっており、今までの暗闇の中に一縷の光を当ててるところが、好きだった私には、ちょっと淋しい気もしたんです。

「デル・トロ監督、大人になっちゃたなあ…」って。

でも、やはり、こういった作品を作ってこそ、賞を狙える位置につけるわけで、いつまでもジャンルものばかり撮ってちゃダメだってのはわかっちゃいるんですが、心の隅に一抹の寂しさを覚えたのは確かです。とは言え、いつものながらのキャラクターの性格付けやデザインや色のこだわり、悪いやつ(キャラ)には、相応の罰を与えると言う姿勢は健在で、らしさが作品の端々に感じられるところは嬉しかったです。

しかし、賞狙いに行けたひとつの要員は、あのミュージカルシーンでしょうかねえ。
いや~なんか、もう、私の中では「彼」とのダンスシーンをファンタジーを通り越して、微妙にキモく見ちゃいましたよ。←半分は褒めている!
いや、でも、本当に主人公イライザよりも彼女の周りの人のなんと優しいこと。それも彼女の人徳の成せる技なんでしょうけど、お隣の絵描きさんも彼女の同僚(オクタヴィア・スペンサー)も、みんな良い人で、それを見ているこちらの心地よさと言ったら、これもまさにデル・トロマジック。やっぱり弱者はお互いに通じるものがあるんでしょうねえ。

ダグ・ジョーンズ演じる半漁人の動きもダグ・ジョーンズらしいいつもの手の動きで嬉しくなっちゃったし、ネコのシーンの半漁人の動きも良かったかなあ。イライザと絵描きさんが食べていたパイもどんだけ不味いのか…食べて見たくなりました。(笑)ロシアのスパイと政府とイライザの行動が絡み合う構成なんかもデル・トロ監督の手腕を買いたいし、当時の映画やテレビの作品を挿入することによって時代の雰囲気を上手く伝える事にも成功していたと思います。

音楽も今回は妙に大人っぽくお洒落な感じに!帰りにサントラを開封して聴きながら帰って来ましたが、イライザのテーマのアレンジと後半のアクションシーンの音楽が対象的で静と動と言った具合になっていて聴き甲斐がありました。
帰宅後、メイキング本の洋書と和書をついに開封。やっぱり洋書にはデル・トロのイラストやメモのページが数ページのり付けされていました。和書は、ページの構成を変更してそのページ内に小さく納めてありました。あとは、小説も買ったので、時間がある時に読んでみようと思っています。

いや、しかし、あの最後…余韻が残るラストでしたね。なんかそれほど悲しく思ってないのに、静かな涙が自然に何筋も流れちゃって…。やっぱり心打たれちゃったんでしょうかねえ。
なんだかんだ言っても、半漁人のフィギュアが出たら欲しいなあ。その時はギミックで身体が光るようになってると良いなあ。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017)
THE SHAPE OF WATER
メディア映画
上映時間124分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(FOX)
初公開年月2018/03/01
ジャンルファンタジー/ロマンス/サスペンス
映倫R15+
切なくも愛おしい愛の物語。
【クレジット】
監督:ギレルモ・デル・トロ
製作:ギレルモ・デル・トロ
J・マイルズ・デイル
原案:ギレルモ・デル・トロ
脚本:ギレルモ・デル・トロ
ヴァネッサ・テイラー
撮影:ダン・ローストセン
プロダクションデザイン:ポール・オースタベリー
衣装デザイン:ルイス・セケイラ
編集:シドニー・ウォリンスキー
音楽:アレクサンドル・デスプラ

出演:サリー・ホーキンスイライザ
マイケル・シャノンストリックランド
リチャード・ジェンキンスジャイルズ
ダグ・ジョーンズ不思議な生きもの
マイケル・スタールバーグホフステトラー博士
オクタヴィア・スペンサーゼルダ
デヴィッド・ヒューレットフレミング
ニック・サーシーホイト元帥
ナイジェル・ベネット
ローレン・リー・スミス
ジョン・カペロス
モーガン・ケリー
【解説】
 「パンズ・ラビリンス」「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督が米ソ冷戦下を舞台に、政府に捕らえられた半魚人と、掃除婦として働く口の利けない孤独なヒロインの切なくもピュアな愛の物語を描き数々の映画賞に輝いた感動のファンタジー・ラブストーリー。主演は「ハッピー・ゴー・ラッキー」「ブルージャスミン」のサリー・ホーキンスと、「ヘルボーイ」のエイブ・サピエンをはじめ数々の異形キャラクターを演じてきたモンスター役俳優の第一人者ダグ・ジョーンズ。共演にマイケル・シャノン、オクタヴィア・スペンサー、リチャード・ジェンキンス。
 1962年、アメリカ。口の利けない孤独な女性イライザは、政府の極秘研究所で掃除婦として働いていた。ある日彼女は、研究所の水槽に閉じ込められていた不思議な生きものと出会う。アマゾンの奥地で原住民に神と崇められていたという“彼”に心奪われ、人目を忍んで“彼”のもとへと通うようになる。やがて、ふたりが秘かに愛を育んでいく中、研究を主導する冷血で高圧的なエリート軍人ストリックランドは、ついに“彼”の生体解剖を実行に移そうとするのだったが…。
<allcinema>
【ウェブリンク】
オフィシャル・サイト
http://www.foxmovies-jp.com/shapeofwater/


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by maku-no-suke | 2018-03-04 20:00 | 映画 | Comments(0)