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ギレルモ・デル・トロの部屋 hellboy.exblog.jp

映画「ヘルボーイ」とギレルモ・デル・トロ監督を応援するブログです!ブログのタイトルを変更しました。(2015.07.22.)


by maku-no-suke

ロンギヌスの槍

ロンギヌスの槍_b0053010_10172472.gifB.P.R.Dの廊下を歩くブルーム教授と新人捜査官マイヤーズ。
壁の両側には様々なオカルトめいた品々がガラスケースに入れて展示されており、その中の壊れた古い槍に目がいったマイヤーズにブルーム教授が説明する。
「1938年、ヒットラーはキリストの脇腹を突いた「ロンギヌスの槍」を入手。槍を手にした彼は無敵の力を得た」

昨日「ロンギヌスの槍」に関する解説をこちらの「X51.ORG」で読んだんですが、十字軍やアーサー王伝説の元になったという説があるのには驚きました。
現在はウィーンのホーフブルグ宮殿内に展示されているそうなんですが(どの時点で偽物にすり替わっていてもおかしくないけど…。)、IMDb の「ヘルボーイ・トリビア」によると映画で使われた「ロンギヌスの槍」は、この展示物を正確に模して作られているんだそう。こんなところにもデル・トロ監督のおたく心が感じられて嬉しかったりしています。

ところで他にも何か「ロンギヌスの槍」に関する情報はないかと調べているうちに、左記の画像の本に辿り着きました。「ロンギヌスの槍」とヒットラーの謎を作者の取材と推理で迫った入魂の1冊らしいのですが、さらに調べてみたところ「ロンギヌスの槍―オカルティスト・ヒトラーの謎」というタイトルで翻訳もされているようなんです。学習研究社刊 (2002-01-18出版)¥819。

「紀伊国屋Book Web」による作者のトレヴァ・レヴンズクロフト氏の経歴を見ると、

1921年、イギリス生まれ。ジャーナリスト、歴史家。第二次大戦中、北アフリカのロンメル将軍暗殺計画特別挺身隊に加わり、’41~’45年まで収容所生活を送る。戦後は報道関係の記者を務め、ロンドンとエジンバラで歴史学を講義。ワルター・ヨハネス・シュタイン博士に師事し、12年余にわたり『ロンギヌスの槍』のための調査研究を行なう。’89年没

とあって、これまた興味深かったりします。
by maku-no-suke | 2004-11-30 16:11 | 劇中ワード