ギレルモ・デル・トロの部屋 hellboy.exblog.jp

映画「ヘルボーイ」とギレルモ・デル・トロ監督を応援するブログです!ブログのタイトルを変更しました。(2015.07.22.)


by maku-no-suke
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DVD クロノス

b0053010_1630571.jpg土曜日に「コンボイ」のDVDといっしょに買った「クロノス」のDVDを日曜の朝ご飯のあと見ました。「クロノス」はギレルモ・デル・トロ監督がハリウッドに来る前(92年)に撮ったメキシコ映画。

「ヘルボーイ」でハマったあと「ブレイド2」「デビルズ・バックボーン」をDVDで見てすっかり監督に魅了され、この作品もソフトを探したのですが、すでに廃盤。オークションも高額になっていて諦め掛けていたところ、近所のCD屋にあったとは…灯台もと暗しとはこのことですね~。

お話も吸血鬼映画とは聞いていましたが、主な配役は4人。主人公の骨董品やのじいさんと孫、「クロノス」を狙うおやじとその手下の甥っ子。この甥っ子を「ヘルボーイ」のロン・パールマンが演じています。
その「クロノス」とは、16世紀の錬金術師が「正体不明の虫」を閉じこめて作ったぜんまい仕掛けの装飾品で、装置から飛び出す鋭利な触覚に刺された人が不死の生命を与えられ、その為に吸血鬼になってしまうという斬新な設定!なんじゃそりゃーと思わず言いたくなるような設定もデル・トロ監督の手に掛かると、妙に納得。こんなネタなのに、きちんとテーマ性を持って、上品に仕上がっているところに監督の力量を感じます。

この時にすでに懲りに凝った映像と色彩の美しさは確立されていたようで、ラスト、ロン・パールマンと不死になった骨董やのじいさんが、屋上の電飾看板の前で対決するシーンなどは、その構図の格好良さ、ライトに浮かぶ人物の写り方など、見事すぎて舌を巻くほど!作品としてはもうひとつ物足りなさをおぼえますが、監督のファンなら見て損はしない1本でしょう。「虫」「吸血鬼」「ぜんまい仕掛け」「少女」と監督の要素が全て詰まっている作品とも言えるかも知れません。
…と言うわけで、監督の新作「パンズ・ラビリンス」の公開が楽しみなマクノスケでした。
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by maku-no-suke | 2007-07-10 16:33 | スタッフ